この記事では、「解像度」と「画素数」の違いを分かりやすく説明していきます。
「解像度」とは?
「解像度」とは、パソコンやスマホの画面、または画像や動画ファイルの縦と横のピクセル(ドット)数のことです。
これが1366×768以上の大きさの画面を「ハイビジョン」と呼び、同じ大きさ同士でもこれが大きいほど繊細な表示ができると考えていいでしょう。
画像や動画ファイルの場合には、そのままそれらの大きさ(画面上でのサイズ)になります。
画面の解像度より大きな場合には縮小して表示や再生が可能で、逆に小さい時には拡大することができます。
「画素数」とは?
「画素数」とは、先の「解像度」の縦と横のピクセル数を掛けたもので、これによってピクセル全ての数が分かり、1366×768の画面だと、計算によってこれは約105万となります。
この「画素数」が200万で映像が撮れるビデオカメラで、縦・横の比率が16:9だとすると、「解像度」の方は、1920×1080程度だと分かります(この「解像度」で、約207万です)。
尚、プリントに関してのこの「画素数」で「dpi」という単位が使われる場合には意味が少し変わり、“dot per inch”の略になります。
1インチは2. 54センチメートルで、このサイズ四方にどれだけ画面でいうピクセル(ドット)を詰め込んで印刷できるかという表現です。
よって、これが大きいほど繊細な印刷が可能だという意味になります。
「解像度」と「画素数」の違い
「解像度」と「画素数」の違いを、分かりやすく解説します。
「解像度」は、画面や画像、映像における縦・横のピクセル数です。
画面の場合には、物理的なサイズが同じでも、これが違うことが珍しくありません。
「画素数」は、その縦・横を掛けたもので、印刷における「dpi」単位の場合は、印刷の繊細さの表現になると考えていいでしょう。
まとめ
「解像度」と「画素数」には、このような違いがあります。
同じ32インチのテレビ同士でも、「解像度」が1366×768の場合と1920×1080の場合があり、後者の方が繊細に表示することができます。