「生誕」と「誕生」はほとんど同じ意味を連想させる混同しやすい二つの言葉ですが、「生誕」と「誕生」の意味・使い方の違いを正しく理解できているでしょうか?
この記事では、「生誕」と「誕生」の意味の違いを分かりやすく説明していきます。
「生誕」とは?
「生誕(せいたん)」という言葉は、「人間が生まれること・特に歴史に名を残した人物や偉人が生まれたこと」を意味しています。
「生誕」は、「動物が生まれる・新しく物事が始まる・新しい建物が完成する」などの意味合いでは使われません。
「生誕」は過去の偉人や功労者に対して使用されるケースが多いので、「既に亡くなった人が生まれたこと」という意味のニュアンスがあります。
「生誕」の表現は、「明治の文豪の生誕と作品を振り返るイベントが開催されます」といった文章で使えます。
「誕生」とは?
「誕生」という言葉は、「人間・動物が生まれること」や「新しく物事が始まること」を意味しています。
「誕生」の表現は、「明日は母の誕生日です・像の子供が誕生しました・新アトラクションが誕生です」などの例文で使用できます。
「生誕」と「誕生」の違い!
「生誕」と「誕生」の違いを、分かりやすく解説します。
「生誕」も「誕生」もどちらも、「生まれること・生まれたこと」を意味する言葉ですが、「生誕」は「人間が生まれること(生まれたこと)のみに対して使用できる」という違いがあります。
例えば、「愛犬の誕生」という表現であれば自然ですが、「愛犬の生誕」という表現を用いることは通常ありません。
「生誕」は「誕生」とは違って、「動物・物事が生まれたこと」や「新しい物事が始まること」の意味では使うことができないのです。
「生誕」は「誕生」と比べると誰に対しても使用される言葉ではなく、一般に「偉人・歴史に名前を残した人物」に対して使われるという違いも指摘できます。
まとめ
「生誕」と「誕生」の意味の違いを分かりやすく説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「生誕」というのは、「人間(特に歴史に名を残した人物)が生まれること」や「既に亡くなった人が生まれたこと」を意味しています。
それに対して、「誕生」という言葉は「人・動物が生まれること」や「新しく物事が始まること」の意味を持っています。
「生誕」と「誕生」の意味の違いを詳しく知りたい時には、この記事の解説をチェックしてみてください。