「バック」と「バッグ」は非常に良く似ている言葉ですが、違いはどこにあるのでしょうか。
それぞれの意味と概要についても紹介します。
「バック」とは?
「バック」の意味と概要について紹介します。
意味
「バック」は「背中」「背面」「後方」「下がる」という意味です。
「バックする」と言えば「後ろに下がること」を表します。
概要
「バック」は英語の“back”が日本語化した言葉です。
語尾が「ck」ですので、「ック」に近い発音になります。
日本では「バックアップ=後ろ盾」「カムバック=復帰」「バックグラウンド=背景」など、「後ろ」「戻る」などの意味で幅広く使われています。
尚、同じ「バック」と読む英語として“buck”があります。
こちらは「牡鹿」という意味で、「スタバ」として知られている“Starbucks”はこちらのスペルです。
日本語では同じ「バック」ですが、英語の“back”と“buck”は発音が全く違います。
「バッグ」とは?
「バッグ」の意味と概要について紹介します。
意味
「バッグ」は「カバン」「袋」という意味です。
ものを入れたり包んだりして持ち歩くものに対して使われます。
概要
「バッグ」は英語の“bag”が日本語化した言葉です。
語尾は“g”ですので「ッグ」に近い発音になります。
基本的に日本語では、促音(つまる発音)の後に濁音が付くことはほとんどありません。
発音しにくいこともあり、「ック」と「ッグ」が混同されて使われる様になりました。
「バック」と「バッグ」の違い!
「バック」は英語の“back”で、「背中」「背面」「後方」「下がる」という意味です。
「バッグ」は英語の“bag”で「カバン」「袋」という意味です。
スペルも発音も意味も全く違う言葉です。
まとめ
「バック」と「バッグ」は全く違う言葉です。
口頭で言う時には同じ様に聞こえても、文字にすると違うので注意しましょう。