「仕様書」と「設計書」の違いとは?分かりやすく解釈

「仕様書」と「設計書」の違い言葉・カタカナ語・言語

ビジネスの世界では、実に様々な用語が飛び交います。

最近ではインターネットの活用で、ネット関連、IT関連のキーワードもよく出てきています。

しかし、昔から使われている言葉で「仕様書」「設計書」というものをよく目にしますが、これらの言葉の意味はどのようなものでしょうか?

今回は、これら「仕様書」「設計書」の意味について説明していくことにします。

「仕様書」とは?

「仕様書」とは?

「仕様書」「しようしょ」という読み方なる言葉で、建設業界などでは、「施工業者に対して設計者が指示する資料や情報の中で、図面では表すことができない項目を記載し明示した書類」のことを指しています。

その項目には、製品な品質や、材質・成分、性能、精度、製造・施工方法などになります。

この「仕様書」は、あらゆる建設物に共通する「標準仕様書」と特定の建物を指示する「特記仕様書」があります。

また、「仕様書」は建築物に留まらず、電気製品やIT機器など、ハードにまるわるものから、ソフト・アプリケーションの性能や機能を明示する書類としても使われています。

「設計書」とは?

「設計書」とは?

「設計書」「建築物やシステムにおいて、その構造や形、機能などを定義した書類」のことで、図面で表現したものは「設計図」と呼ばれています。

「仕様書」と「設計書」の違い!

「仕様書」と「設計書」の違い!

これら「仕様書」「設計書」はビジネスの分野で必ず出て来るキーワードですが、「仕様書」は、「作業の進め方・方法・手順などを明示した文書」であったり、「建築・機械・電気工作物などで、注文品の内容や図などを書いた書類」という理解ができます。

特に発注する際に「材料・製品・サービスなどの条件が満たさなければならない要求事項の総合的にまとめた資料」という理解もできます。

一方の「設計書」「建築物やシステムに関する構造、形、機能などを定義した書類」どいう意味なり、細かな内容は明記されていません。

この点が「仕様書」「設計書」の違いとなります。

まとめ

まとめ

「仕様書」「設計書」はビジネス業では当たり前のように出て来る言葉なので、両者の意味を十分に理解して仕事に臨む必要があります。