「仕様書」と「説明書」は、少し意味が異なる言葉同士です。
「仕様書」と「説明書」の違い
「仕様書」とは、その製品の作りに関して詳しく書かれているもので、「設計図」に近いものだと考えていいでしょう。
それに細かい説明が付いたもので、これを見ると、後からどこがどうなっているかが(見る人が見れば)簡単に分かります。
「説明書」の方は、製品を作った側でなく、そのユーザーの立場から製品の使用の為に見る(読む)ものです。
よって、ユーザーとして知る必要のない情報は極力省かれており、使い方の説明に特化されているもので、表現的にも分かりやすくなっているのが特徴です。
「マニュアル」とは?
「マニュアル」と呼ばれるものは、「説明書」に該当します。
同じものの呼び方が違うだけで、ソフトウェア製品ではこちらの呼び方が多くなっています。
まとめ
「仕様書」は、製品の製造側がメンテナンスや改良などの為に利用するもので、「説明書」は製品の使い方が説明されたユーザー向けのものだと覚えておいてください。