「生徒」と「園児」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「生徒」と「園児」の違いとは?二語の違い

この記事では、「生徒」「園児」の違いを分かりやすく説明していきます。

「生徒」とは?

生徒とは、学校などで教育を受ける人のことをいいます。

生徒には元々教え子という意味があります。

「生」は土から芽が出る状態を表した漢字で、未熟であるとか勉強中であるといった意味も持っています。

また、「徒」は弟子を表す漢字です。

生徒は主に、中学校や高校で教育を受けている人を指します。

小学校の場合には児童、大学の場合には学生と呼んでいます。

高専と呼ばれる高等専門学校は高等教育の区分になるので、学生と呼びます。

この呼び名の区分は、学校教育法によって決まっています。

「園児」とは?

園児とは、幼稚園や保育園、認定こども園などの施設に通う子どものことをいいます。

園児の「園」は幼稚園や保育園などを表しており、「児」は幼い子どもを表す言葉です。

幼稚園や保育園などを卒園し、小学校に入学してからは児童と呼ばれます。

幼稚園は小学校入学前の教育を行う施設で、保育園は働いている保護者などの代わりに保育を行う施設です。

認定こども園は、教育と保育を一体的に行う施設になります。

いずれの園に通っていても園児と呼ばれます。

「生徒」と「園児」の違い

生徒は学校で教育を受けている人のうち中学校や高校に通っている人を指します。

それに対して園児は、保育園や幼稚園、認定こども園などに通っている子どもを指します。

「生徒」の例文

・『彼女は隣町の中学校の生徒で、バドミントンの県大会で好成績をおさめています』
・『地域のボランティア活動には地元の高校の生徒が大勢集まりました』

まとめ

・『保育園の園庭では園児たちが楽しそうに走り回っています』
・『少子化のせいか今年幼稚園に入園する園児は3人しかいません』