この記事では、「変数」と「定数」の違いを分かりやすく説明していきます。
「変数」とは?
「変数」とは、その値が一定ではない存在で、5のこともあれば、100の場合もあり、値が変わることを前提に設定する文字のことです。
プログラム言語でよく使用され、「a」や「b」といった単文字ではどのように使っているのが分かりにくい為、「loop_counter」や「1p_score」などと、見た目で用途が分かりやすいようにしていることがほとんどです。
この「1p_score」だと、1人目のプレイヤーの点数のことだと分かりやすいという具合です。
この「変数」の値を計算し、逐次表示に使うことで、プログラムで作られたソフトによる画面上の数字は変化していると考えていいでしょう。
「定数」とは?
「定数」は、決まった数のことです。
「ある定数を掛けると、3は6になる」といった時には、その「定数」は2だという具合で、方程式に使われる「x」や「y」がそのいい例になります。
「2x+5=33」であれば、「x」は14になり、この「x」は定数だと表現できます。
ただし、「2x+4y=20」といったような時には(整数のみとします)、「x」は2、4、6、8、10(それぞれ、「y」が4、3、2、1、0だと式として成立します)といくつかの可能性がある為、「定数」と呼ぶことはできません。
「変数」と「定数」の違い
「変数」と「定数」の違いを、分かりやすく解説します。
「変数」は、プログラムにおいては絶対に使われている存在だと言っていいでしょう。
閉じた時のウィンドウの大きさを記録しておくだけでも、基準となる左上の座標と縦、横の数値がそれぞれその「変数」として使われていることになります。
「定数」は、決まっている数に対して使う表現で、多くは数学的な問題において、それを求める為に使われます。
プログラムでは、倍率のような形でそれだけ変化させれば全体に大きな影響を与えられる数として、文字で表現してすぐに変えることができるようにしておくことがあります。
まとめ
「変数」と「定数」の違いは、このようになります。
「変数」は、実際にプログラムを組んでみると、すぐにどのようなものか分かるでしょう。