この記事では、「デビットカード」と「クレジットカード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「デビットカード」とは?
「デビットカード」とは、クレジットカードのブランドが発行している、それとは別になるカードで、利用時に即時にそのカードに紐付けている口座から利用料金が引き落とされる仕組みとなっています。
その為、直接現金で支払うのと大差ありませんが、下ろしてくる手間が省けるというメリットがあり、また、高額の利用の場合にその分の現金を持ち歩く必要がない為、防犯対策にもなりますが、銀行口座に利用分の金額ないと使うことはできません。
クレジットカードが利用できれば、そのブランドの「デビットカード」も利用できます。
国内ではVISAがこのカードで大きなシェアを占めています。
「クレジットカード」とは?
「クレジットカード」は、後払いの為のカードです。
申し込みから審査を経て発行されるもので、限度額というものが設定されます。
その範囲でショッピングに利用することや、キャッシング枠が付いている場合には、その分までは現金の借り入れに利用することができます。
カードによって決まっている「締め日」までの利用分が、「支払日」にカードに紐付けている銀行口座から引き落とされる仕組みの為、その時点で銀行口座にお金がなくても利用が可能です。
国内で一番利用できるブランドはJCBだと言われていますが、近年ではVISAもそれに迫ってきているようです。
「デビットカード」と「クレジットカード」の違い
「デビットカード」と「クレジットカード」の違いを、分かりやすく解説します。
「デビットカード」は、その場で利用分が銀行口座から引き落される仕組みのカードで、「クレジットカード」は、後日の引き落としになる点が一番の違いだと考えていいでしょう。
後払いになるという性質上、クレジットカードの発行には審査があり、限度額もそれによって決定します。
クレジットカードは18歳以上にならないと作れませんが、デビットカードは16歳から発行してもらうことができます。
尚、クレジットカードにキャッシング枠が付くのは20歳以降の場合のみで、未成年は直接現金を借りることはできません。
まとめ
「デビットカード」と「クレジットカード」は、このように違います。
「デビットカード」には、原則的にこれといった審査はありませんが、それは、その分の現金を(銀行に)所持していないと利用できない為です。