「割賦払い」と「ローン」の違いとは?分かりやすく解釈

「割賦払い」と「ローン」の違い金融・経済

この記事では、「割賦払い」「ローン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「割賦払い」とは?

「割賦払い」とは?

「割賦払い」の意味と概要について紹介します。

意味

「割賦払い」「かっぷばらい」と読み、「一括ではなく、分割して返済をする方のこと」という意味です。

クレジットカードによる支払い方法の一つで、一般的に3回~24回コースがあり、ボーナス併用払いを採用しているところもあります。

概要

「割賦払い」は、クレジットカードでショッピングをする際に利用できる返済方法です。

使える金額はカードのショッピング枠内に限られます。

家や車など、高価でカードのショッピング枠を超えてしまう様なものに対しては「割賦払い」とは言いません。

支払い回数はクレジットカード会社の規定によりますが、最少は3回からと決まっていて、2回払いは設定されていないのです。

「ローン」とは?

「ローン」とは?

「ローン」の意味と概要について紹介します。

意味

「ローン」「金融会社が個人または法人に対して融資を行うこと」という意味です。

高価な商品で、長期に渡り返済を続けることを言います。

概要

「ローン」は英語の“loan”(貸す)という言葉が日本語化した言葉です。

一般的に、金融機関が個人或いは法人に対して現金の融資を行うことを言い、具体的には「住宅ローン」「自動車ローン」「教育ローン」「カードローン」などがあります。

いずれも返済方法として、「返済回数」を決めて割り振られた金額を月々返済していくか、「返済金額」を決めて、完済するまで支払っていくかを選べます。

「割賦払い」と「ローン」の違い!

「割賦払い」と「ローン」の違い!

「割賦払い」「ローン」の違いを、分かりやすく解説します。

所有権

「割賦払い」は、返済が終るまでは、商品の所有権は金融機関にあります。

「ローン」は、商品を購入した時点で所有権は本人が持ちます。

支払方法

「割賦払い」は、先に支払回数を決めて、返済します。

「ローン」は、「返済回数」「返済金額」のどちらを基準にするか決められます。

まとめ

まとめ

「割賦払い」「ローン」は、金融商品としての違いがあります。

お金を借りる時にはよく考えて無理なく返済できる様にしましょう。