この記事では、「ふりがな」と「よみがな」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ふりがな」とは?
「ふりがな」の意味と使い方について紹介します。
意味
「ふりがな」は漢字で「振り仮名」と書き、「漢字の読み方を読み手に伝える目的で表記される平仮名のこと」という意味です。
使い方
「ふりがな」は、印刷された漢字の側に表記され、縦書きの場合は右横、横書きの場合は上に、本体よりも小さめの平仮名になります。
明治時代に広まった方法で、当時は出版物が増えたものの、漢字を正しく読める人が少なかったことから生まれました。
当時は新聞にも「ふりがな」が振られていました。
「よみがな」とは?
「よみがな」の意味と使い方について紹介します。
意味
「よみがな」は「読み仮名」と書き「難読漢字を読み間違えない様にする為に表記される平仮名のこと」という意味です。
使い方
漢字の中には難読文字も多く、特に人の名前に関しては、使える漢字は限定されているのですが、読み方は自由になっています。
その為に、漢字の知識があっても読めない名前も少なくないのです。
役所や金融機関に提出する書類などは、平仮名表記が間違っていると承認されません。
その為に、間違いを避ける目的で「よみがな」が使われているのです。
「ふりがな」と「よみがな」の違い!
「ふりがな」は、「読書など、読み手を補助する為に使われている平仮名のこと」です。
「よみがな」は、「読み間違いが許されない場合に使われている平仮名のこと」です。
まとめ
「ふりがな」と「よみがな」は、目的が違います。
一般的には「ふりがな」、提出書類に関しては「よみがな」を使いましょう。