この記事では「日誌」と「日記」の違いを分かりやすく説明していきます。
「日誌」とは?
「日誌」の意味と概要について紹介します。
意味
「日誌」は、「日々の出来事を記録した帳面のこと」という意味です。
使い方
「日誌」の「誌」は、「心に刻みつけて覚える」「事実を書き記したもの」「記録」という意味です。
つまり、「日誌」は客観的に事実を記録して、他人と情報を共有することを目的とした帳面のことを言うのです。
「航海日誌」や「学級日誌」など、その日にあった事実をただ羅列して記録するものであり、人や上司に閲覧される前提で書きます。
個人の意見や機密事項などは記載しません。
「日記」とは?
「日記」の意味と概要について紹介します。
意味
「日記」は「にっき」と読み、「毎日の出来事や自分の思ったことなどを自由に書き記したもの」という意味です。
使い方
「日記」の「記」は「しるす」とも読み、「書き記すこと」「事実を記すもの」という意味があります。
覚えたり記録をするという意味はなく、自分で主観的に書いても良いのです。
「日記」は自分だけ、或いは限定された相手だけが読むものですので、事実はもちろん、自分が思ったことなども自由に書いて良いのです。
「交換日記」「絵日記」など、日常で使うことも多くあります。
「日誌」と「日記」の違い!
「日誌」は、客観的に書かれた事実の記録です。
「日記」は、主観的に書かれた事実や感想の記録です。
まとめ
「日誌」と「日記」は、目的や内容が違います。
ビジネスでは「日誌」、プライベートならば「日記」として使い分けましょう。