この記事では、「育休」と「産休」の違いを分かりやすく説明していきます。
「育休」とは?
「育休」とは、生まれたばかりの子供を育てる為にとることができる休暇のことで、原則的に有給扱いになると考えていいでしょう。
ただし、どこまで保障されるのかは職場によって様々で、日本では主に女性側がとるものと考えられている為、男性側がこれを取得するのは難しいという現実があります。
法的に男性側にも認められている権利ながら、このような面で日本はまだまだ欧米と比較して遅れていると言わざるを得ないでしょう。
「産休」とは?
「産休」は、出産に与えられる休暇のことで、こちらは女性側だけが取得するものです。
予定日となる日の6週間前から、産後8週間までは法的に決められた期間なので、どのような職場であっても原則的に取得が可能です。
先の「育休」にもきちんとした規定がありますが、それでも男性側がとるのは難しいことが多いのに対し、こちらは堂々ととれるのが当たり前となっており、女性はこの「産休」から「育休」へと繋げて取得することも多くなっています。
「育休」と「産休」の違い
「育休」と「産休」の違いを、分かりやすく解説します。
「育休」は、最大2年間まで延長することができる規定がありますが、実際にはそこまでとれないことが多いのが実情です。
また、前述のように、男性がこれを取得できることは実際にはまだ少なく、これからの社会の変化に期待したいところとなっています。
尚、「産休」は、予定日の6週間前から取得できると書きましたが、双子以上の多胎妊娠の場合には、14週前からの取得が認められています。
まとめ
「育休」と「産休」は、このように違います。
女性は、両方とも取得できるのが当然となっていながらも、「育休」については満期の取得は難しいと言われており、男性の「育休」は、それ自体がまだまだメジャーな存在ではないのが実情です。