「絶対」と「相対」の違いとは?分かりやすく解釈

「絶対」と「相対」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、比較や評価における「絶対」「相対」の違いを分かりやすく説明していきます。

「絶対」とは?

「絶対」とは?

「絶対」という表現は、基準となるものに照らし合わせて判断することを意味します。

例えば、テストの点数が80点以上であれば「優」、65~79点だと「良」といった判断になり、1人も80点以上の人が居なかった場合には、「優」は誰にも与えられません。

この「絶対」的な評価は、人それぞれの感覚的なものや、他の人などと比較するということがなく、あくまで定められている基準との比較によって行われ、よほど特別な事情がない限りは例外は存在しません。

「相対」とは?

「相対」とは?

「相対」とは、周りとの比較によって評価が決まることの表現になります。

例として、平均点より上であれば「良」、その中で上位の20人が「優」といったような形になり、平均点が60点であれば、60点以上の人は全て「良」「優」になるということです。

もし平均点が30点だった場合には、その30点でも「良」以上の評価が得られることになります。

また、それが80点だった場合には、79点でも悪い評価になってしまうと考えてください。

「絶対」と「相対」の違い

「絶対」と「相対」の違い

「絶対」「相対」の違いを、分かりやすく解説します。

「絶対」は、設けられた基準との比較になる表現で、「相対」の方は、周りとの比較になります。

80点が合格ラインという場合には、「絶対」の方での判断になり、全体の上位1/4が合格となる時には、「相対」的に判断されると考えていいでしょう。

参考までに、運転免許の試験は、「絶対」的な評価で行われています。

よって、滅多にあることではありませんが、受験者全員が不合格という場合があってもおかしくないということです。

まとめ

まとめ

「絶対」「相対」は、このように違います。

運転免許だけでなく、資格試験のほとんどは、「絶対」の方で判断されると考えておいて構いません。