「転校」と「転入」の違いとは?分かりやすく解釈

「転校」と「転入」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「転校」「転入」の違いを分かりやすく説明していきます。

「転校」とは?

「転校」とは?

「転校」とは、小学校や中学校、高校に通っている生徒が、現在の学校から別の学校に学籍を移すことです。

高校の場合には、簡単には行えない場合が多いですが、義務教育になる小学校と中学校では、きちんとした理由があれば問題なく行うことができます。

ただし、公立の小学校や中学校は、住所によって通うことができる学校が決められている為、その管轄が変わらないと簡単に行うことはできません。

私立であれば、転校の受付を行っており、そのための学力などの条件面が満たされれば、住所に関係なく、ある程度自由に次の学校が選べます。

「転入」とは?

「転入」とは?

「転入」という言葉は、まず、先の「転校」で、次の学校に移ったことの表現として使えます。

こちらの意味では、「彼は、先月転入してきたばかりだと聞いた」のような使い方になります。

そして、住居の引越しにより、異なる市町村に住所が移ったことにも使える言葉で、「○○市に転入してきてから、そろそろ1年だ」という使い方の場合には、この意味になります。

この場合には、元の市町村から「転出」したとも表現できます。

「転校」と「転入」の違い

「転校」と「転入」の違い

「転校」「転入」の違いを、分かりやすく解説します。

「転校」は、簡単に表現すれば、通う学校を変えることです。

「転入」は、それによって通うことになった学校に移ったこと、または市町村をまたいで住居が変わった時に、そちらの市町村に移ったことの表現になります。

「転校」にも色々な手続きが必要になりますが、市町村の「転入」にも、元の市町村の管轄になる役所に「転出届」、次の市町村のそれには「転入届」の提出が必要になります。

まとめ

まとめ

「転校」「転入」は、このような意味になります。

学校で「転入」と使うことはそれほど多くなく、市町村の方の意味で用いられる方が多い言葉です。