「欧米」と「西洋」の違いとは?分かりやすく解釈

「欧米」と「西洋」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「欧米」「西洋」の違いを分かりやすく説明していきます。

「欧米」とは?

「欧米」とは?

「欧米」とは、欧州とアメリカをまとめて指す表現になります。

カナダやメキシコもまとめてこれに入れることが多く、日本との文化的な違いなどを比較する時によく用いられる言葉です。

「欧米では、タバコはもう時代遅れの代物となっている」のように使われ、日本ではこうだが、欧米ではそうだといった意味での用い方が多く、経済的に日本と同等か、それに近い国が対象となると考えていいでしょう。

「西洋」とは?

「西洋」とは?

「西洋」とは、主に欧州のことを表し、アメリカもこれに入れることがありますが、遭えて「西」と使っていることから、日本から見て西の方角に当たる欧州諸国が主な対象になります。

「西洋由来の~」とすると、欧州方面から入ってきた文化などがそれになり、「西洋医学」と言えば、ドイツを中心とした欧州の医療先進国で誕生した、現在の日本で基本となっている医学のことになります。

「欧米」と「西洋」の違い

「欧米」と「西洋」の違い

「欧米」「西洋」の違いを、分かりやすく解説します。

「欧米」「欧州」「米国(アメリカ)」をまとめた言葉で、カナダやメキシコまではこれに含むことが多いと解釈していいでしょう。

「西洋」も、アメリカなどまで含んで使うことができますが、基本的には欧州のことだと考えて構いません。

こちらは、日本も含むアジア圏の「東洋」との比較で使われることが多い言葉で、「東洋医学」と言えば、中国を中心に発祥し、各種の漢方薬や鍼(はり)が使用される、西洋ではそのようなことは医学と認めていない医療技術がそれに当たります。

まとめ

まとめ

「欧米」「西洋」は、このように違います。

一緒の意味として考えることもできますが、実際の使われ方として、「西洋」では、アメリカは含まないと解釈するのがいいでしょう。

それも含んで表現する場合には、「欧米」と使うのが一般的です。