「厳選」と「厳正」の違いとは?分かりやすく解釈

「厳選」と「厳正」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「厳選」「厳正」の違いを分かりやすく説明していきます。

「厳選」とは?

「厳選」とは?

「厳選」とは、厳しい基準によって選ぶ、または選ばれたという解釈になる言葉です。

「厳選された精鋭だ」と使うと、厳しく選び抜かれた精鋭だという意味になり、「スタッフが厳選した名場面集」とした時には、スタッフによって設定された厳しい基準をクリアし、選ばれた名場面と呼べるものの集まりだと解釈できます。

食料品のパッケージに、よくこの「厳選」と書かれていることがありますが、それだけ品質に自信がある(厳しい基準で選んだものだという)ことだと考えていいでしょう。

「厳正」とは?

「厳正」とは?

「厳正」は、厳しく正しいことが守られる、行われるという解釈になります。

「厳正な審査を求める」のような使い方になり、この場合には、より正しく審査して欲しいという意味だと考えていいでしょう。

「厳正な態度で臨む」とすると、厳しく正しい態度でそれと向かうことになり、それだけ厳しく、正しい行為、行動などに言及する場合に用いられる言葉です。

「厳選」と「厳正」の違い

「厳選」と「厳正」の違い

「厳選」「厳正」の違いを、分かりやすく解説します。

「厳選」は、選びに選び抜かれる(抜かれた)ことで、「厳正」の方は、正しさの追求に使われる言葉となっています。

「そこは厳正にお願いしたい」と言った時には、より正しくお願いすると表現しており、この言葉が使われた時には、間違いなどは以ての外といったニュアンスになります。

「厳選」も、そのように表現される時には、それだけ厳しく選ばれた存在だという解釈になる為、こちらも、そうだと表現される対象の中には、厳しい基準に準じないようなものが混じることは考えられないと考えて構いません。

まとめ

まとめ

「厳選」「厳正」は、このような言葉になります。

「厳選」は、厳しく選ぶ、「厳正」は、厳しく守るという解釈になると覚えておくと分かりやすいでしょう。