「頻繁」と「日常的」の違いとは?分かりやすく解釈

「頻繁」と「日常的」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「頻繁」「日常的」の違いを分かりやすく説明していきます。

「頻繁」とは?

「頻繁」とは?

「頻繁」とは、頻度が高いことの表現になります。

「最近、頻繁に地震がある」などと使われることが多く、これといった基準などはありませんが、その頻度が高いと感じた時に用いる言葉です。

ただし、あくまで使った人なりの基準からの表現の為、「このお店は頻繁にセールをやっている」と言った人が居たとしても、別の人からすれば、そうとも思わないかも知れません。

毎週のようにセールがあれば別ですが、月に1回程度だった時には、それを「頻繁」と捉えるかはその人次第になります。

「日常的」とは?

「日常的」とは?

「日常的」は、「毎日のように」、または「常日頃から」といった意味になる表現です。

「あの2人のケンカは、もう日常的になっている」と使われると、毎日のようにその2人がケンカしていると言っているのと同じで、「日常的に気を付けないといけない」のような使い方では、常日頃から注意するべきだと解釈することができます。

こちらも、人による感覚(による違い)が入る場合があり、何かの事柄を「もはや、日常的な光景だ」と言った時にも、他の人はそうは思わないこともあります。

「頻繁」と「日常的」の違い

「頻繁」と「日常的」の違い

「頻繁」「日常的」の違いを、分かりやすく解説します。

「頻繁」は、その頻度が高いことなので、少なくとも3回はそれなりの間隔で続かないと使うべきではないでしょう。

例えば、2回来ただけで、「頻繁に来る人だ」とするのは少し早く、3回目に来た時からそう使っても遅くはありません。

「日常的」という表現は、毎日のように、常にそのようだ(そのようになっている)という解釈になる為、こちらも、それが2、3回程度では、まだ用いるべきではありません。

毎日である必要はありませんが、「頻繁」と呼べるより短いスパンで、何度も繰り返されてこそ、そのように使う表現だと考えてください。

まとめ

まとめ

「頻繁」「日常的」は、このように違います。

「日常的」の方が、それが繰り返されていることの表現になり、「頻繁」は、そこまではいかないものの、明らかに頻度が高いという時に使う言葉です。