この記事では、「不織布マスク」と「布マスク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「不織布マスク」とは?
「不織布マスク」とは、その「不織布」という生地で、1回きりの使い捨て前提で作られているマスクです。
「不織布」は、「ふしょくふ」と読み、文字通り、織られてはいない布で作られています。
ですが、布と言ってもポリプロピレン繊維やポリエチレン繊維といった化学繊維なので、一般的な布とは違い、洗って繰り返し使えるようなものではありません。
1日、もしくはもっと短い時間で交換が必要になり、耐久性もありませんが、繊維の作り方で透過できる物質の大きさを制限できるという特徴があり、小さなほこりやウイルス類が通らないように作られています。
「布マスク」とは?
「布マスク」は、ガーゼ布で作られたマスクのことです。
「ガーゼマスク」とも呼ばれ、洗って繰り返し使えるところが特徴ですが、「不織布マスク」ほど繊維の目が細かくない為、間にフィルターを入れてつかわないと、ほこりはともかく、ウイルスの侵入は防げないことがあります。
よって、そのフィルターだけを交換するという使い方になると考えていいでしょう。
そこまで気にしないのであれば、特にフィルターを入れずに繰り返し使うことができます。
「不織布マスク」と「布マスク」の違い
「不織布マスク」と「布マスク」の違いを、分かりやすく解説します。
「不織布マスク」は、一般的な使い捨てのマスクがこれに当たります。
洗って再利用しているという人も居なくもありませんが、使い捨てが前提の為、おすすめはできません。
「布マスク」は、布製で繰り返し使用できるマスクで、ほこり程度であれば、フィルターを入れなくても充分に使用することができます。
何より使い捨てではない点が、これらの大きな違いになります。
まとめ
「不織布マスク」と「布マスク」は、このように違います。
「不織布マスク」は、洗って再利用すると、肝心のフィルターとなる繊維の目が開いてしまうので、どうしてもという場合以外にはやめておいた方が無難です(それでは、付けている意味があまりありません)。