「無駄」と「無意味」の違いとは?分かりやすく解釈

「無駄」と「無意味」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「無駄」「無意味」の違いを分かりやすく説明していきます。

「無駄」とは?

「無駄」とは?

「無駄」とは、効果がないこと、行っても仕方がないことの表現です。

「もう売り切れたから、行っても無駄だよ」と使うと、行ったところで買うことはできないので仕方がないと言っており、「無駄に過ごした」とすれば、何の効果も及ぼさない時間を過ごしてしまったという解釈になります。

「無駄なことはするな」といった用い方が多く見られ、効果のないことをしても仕方がないという表現になります。

ですが、この「無駄」と表現されたところで、本当にそうなのかとは別の問題で、使った人がそのように思っているだけのことも多々あります。

「無意味」とは?

「無意味」とは?

「無意味」とは、行っても意味がないことを表す為の言葉になります。

「そんな無意味なことをするな」のような使い方になりますが、こちらも本当にそうなのかは使った人次第です。

このように書くと、先の「無駄」と一緒の意味だと考えてしまいがちですが、「無駄」だと分かっていても、遭えてそれを行うという場合もあるものです。

そのような時には、「無駄だとは分かるが、決して無意味とは思わない」などと使われることになり、例え結果としては出なかったとしても、「行った」という行為自体に「意味」があったのだと考えていいでしょう。

「無駄」と「無意味」の違い

「無駄」と「無意味」の違い

「無駄」「無意味」の違いを、分かりやすく解説します。

「無駄」は、行っても何の効果もない、何も得られないという解釈になる表現です。

「無意味」も、行っても意味がないといった似た意味になりますが、効果や結果に対して、それがないと使われる「無駄」とは違い、それらが得られなくとも、「行う」という行為自体に何かしらの意味があると思う時には、決して「無意味」ではありません。

まとめ

まとめ

「無駄」「無意味」は、このように違います。

「結果としては無駄だったが、無意味という訳でもなかった」という使い方が、これらの言葉の特徴をよく表していると言えるでしょう。