「指輪」と「指環」の違いとは?分かりやすく解釈

「指輪」と「指環」の違い言葉・カタカナ語・言語

「指輪」「指環」はほとんど同じ指につけるアクセサリーを連想する言葉ですが、「指輪」「指環」の違いを正しく理解できていますか?

この記事では、「指輪」「指環」の言葉に違いがあるのかについて、分かりやすく説明していきます。

「指輪」とは?

「指輪」とは?

「指輪(ゆびわ)」とは、「指に装着する輪っか状の装身具やアクセサリー」を意味しています。

「指輪」というのは、「結婚の契約・魔除けや迷信・ファッション(装飾)の目的」で指に装着する装身具を意味する言葉なのです。

「指輪」「輪」の字義は、「細長いものを曲げて丸い形にしたもの」「車の輪(タイヤ)を動かすための円形のもの」を意味しています。

「指環」とは?

「指環」とは?

「指環(ゆびわ)」とは、「指にはめる輪状の装身具やアクセサリー」を意味しています。

「指環」「結婚の契約・魔除け・宗教・ファッション(装飾)の目的」で指につけるものですが、「指環」と漢字表記する時には「人と人の強い絆・結びつき(絆・縁の精神的な価値)」という意味合いが加わってきます。

「指環」「環」の字義は、「めぐりめぐってぐるぐると循環する」「切れ端(終わり)がなくてずっと継続する」といった「絆・結びつき」と関連する意味になります。

「指輪」と「指環」の違い!

「指輪」と「指環」の違い!

「指輪」「指環」の違いを、分かりやすく解説します。

「指輪」という言葉も「指環」という言葉も、「指に装着する輪っか状の装身具・アクセサリー」「結婚の約束・魔除け・ファッション(装飾)の目的で指にはめる装身具」を意味するという点ではまったく同じ意味を持っています。

基本的に「指環」でも「指環」でもどちらの漢字表記を使用しても間違いではないのですが、結婚指環・婚約指輪のように「絆・結びつき・深い縁」などを強調する場合には、「指輪」よりも「指環」を使ったほうがより適切な印象になります。

「指輪」「輪」「物理的な円形のもの」を意味するだけですが、「指環」「環」「まわりまわって循環する・切れ端がなくずっと続く」といった「絆・結びつき」を連想させる意味を持っている違いがあるからです。

まとめ

まとめ

「指輪」「指環」の違いを分かりやすく説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「指輪」「指環」「指にはめる輪状の装身具」という同じ意味ですが、結婚指環のように「絆・結びつき」を含意したい時には「指環」のほうが適切な字義になります。

「指輪」「指環」の違いを詳しく調べたい時には、この記事の内容をチェックしてみてください。