この記事では、キャッシングにおける「他社借入額」と「他社借入残高」の違いを、分かりやすく説明していきます。
「他社借入額」とは?
「他社借入額」とは、キャッシングの申し込みを行う際に、その会社以外に既に利用しているキャッシングの総額のことです。
契約している限度額での表現になり、それが30万円、50万円と2社を利用していれば、80万円がこの「他社借入額」になります。
よって、実際にはそれぞれ25万円(まだ限度額まで5万円ほどある状態)、50万円(こちらは限度額いっぱいまで借りている状態)だったとしても、「他社借入額」としては80万円になります。
「他社借入残高」とは?
「他社借入残高」は、同じくキャッシングへの申し込みの際に、その会社以外で実際に借り入れを行っている金額の合計になります。
先の例では、75万円がそれになり、それだけ実際に支払うべき残高があるという意味です。
ただし、現実的には「他社借入額」と同じになることがほとんどだと考えていいでしょう。
それは、まだ借りられる契約中のキャッシングがあれば、そちらを先に利用するからに他なりません。
尚、キャッシングの契約では、「限度額」が基準になります。
この「限度額」で、合計して年収の1/3までしか契約が行えない為、年収が300万円の人が既に50万円、30万円の2社を利用していると、あと20万円までの限度額でしか契約することができません。
「他社借入額」と「他社借入残高」の違い
「他社借入額」と「他社借入残高」の違いを、分かりやすく解説します。
「他社借入額」は、その会社以外で契約している限度額の合計になり、「他社借入残高」は、実際に借りている分の合計です。
しかし、契約しているキャッシング以外を新たに利用する場合には、どれも限度額いっぱいになっていることがほとんどなので、実質的には同じになるものだと考えていいかも知れません。
まとめ
「他社借入額」と「他社借入残高」は、このような違いになります。
あまり「他社借入残高」という表現が使われることはなく、「他社借入額」の方になると考えていいでしょう。
