「順次」と「随時」の違いとは?分かりやすく解釈

「順次」と「随時」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「順次」「随時」の違いを分かりやすく説明していきます。

「順次」とは?

「順次」とは?

「順次」は、次から次に、間を空けずという意味の言葉です。

「入荷され次第、順次します」のように用いると、入荷がある都度すぐに発送すると言っていることになります。

このように、何かがある都度、その度にという使い方になり、「順次対応するつもりです」とした時には、できる内容から順に対応していくという意味だと考えていいでしょう。

「随時」とは?

「随時」とは?

「随時」は、いつでも、常にといった解釈になります。

よって、「随時受付中」と使われた時には、いつでも受け付けていることの表現になりますが、営業時間や休日などは考慮しないといけない場合があるので注意してください。

例えば、「入学願書は随時受け付けています」とあった時でも、毎日の受付時間や休日によって、いつでもという訳にはいかないことがあります。

その為、そこまで額面通りには受け取れない場合もあると覚えておいてください。

「順次」と「随時」の違い

「順次」と「随時」の違い

「順次」「随時」の違いを、分かりやすく解説します。

これらはどちらも、これといった間はとらないという意味で使われる言葉です。

「順次」は、次々に、余計な間をとらずといった解釈になり、「随時」の方は、それこそいつでもという意味になりますが、先のように、実際には完全にそれだとは限らないこともあるので注意が必要です。

ビジネスで用いられることも多いので、意味の違いを正しく理解する必要がありますが、「順次」の方が何かと便利に使えるとも覚えておくといいでしょう。

それは、何かがあり次第といった解釈になる為、その何かがまだないと(言い訳などとして)ワンステップおくことができる為です。

「随時」とした時には、その意味からこれといった言い訳が効かなくなります。

まとめ

まとめ

「順次」「随時」は、このような違いになります。

これらの言葉は、挙げてきたような実際の使われ方まできちんと覚えておくといいでしょう。