この記事では、「検索」と「抽出」の違いを分かりやすく説明していきます。
「検索」とは?
「検索」とは、探し出すことを意味する言葉になります。
よく見聞きするのはネットでの「検索」ですが、打ち込んだキーワードに関連する情報(が載っているサイト)を探し出すことがそれで、条件の指定まで行えるようになっています。
例えば、「昆虫」と「検索」すると、それに絡むいくつもの個人的なサイトや販売サイトなど、色々なものが混在して一覧表示されますが、第2キーワードとして「かぶと虫」と入れて「検索」すれば、他の昆虫に関してのサイトが全く出てこなくなる訳ではないものの、かぶと虫に絡むものが多く表示されるという具合です。
更に、「-クワガタ」とするば、「クワガタ」に関連するサイトを極力省くことができます。
その他に、デジタル的なファイルやアーカイブ、実際の書類の中から必要な情報を見付けることにも用いられる言葉です。
「抽出」とは?
「抽出」とは、抜き出すことで、意味合いとしては「検索」に近いながら、「絞り込む」というニュアンスになる言葉です。
よって、「必要な情報を抽出しておいて欲しい」と使われると、「検索」したものより更にに絞った内容が欲しいと表現していると捉えることができます。
また、「成分の抽出」のような使い方もされ、その場合には「食材から栄養素を抽出して~」のように用いられます。
意味としては、栄養素だけを抜き出して~となり、これは「抽出」ならではの使われ方です。
「検索」と「抽出」の違い
「検索」と「抽出」の違いを、分かりやすく解説します。
「検索」は、必要となる情報やデータを探し出すことです。
「抽出」の方は、それらを抜き出す、あるいは絞り込むことになり、こちらの方は、より詳細なものが求められている場合によく使われます。
そして、前述のような「成分の抽出」といったような使い方もできる点が違いになります。
まとめ
「検索」と「抽出」は、このように違います。
「検索」の方が比較的よく見聞きする言葉ですが、「抽出」とした方が、目的とするものが細かく指定されると考えていいでしょう。