この記事では、「バージョンアップ」と「アップデート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バージョンアップ」とは?
「バージョンアップ」とは、ソフトウェア、またはハードウェア内に組み込まれているソフトウェア部分を新しいものに刷新(更新)する行為になります。
そのソフトウェア類が「バージョン」によって管理されている場合にのみ使われる表現で、それが2から3になったり、2.0から2.1になるなど、「バージョン」が上がることになるので、この「バージョンアップ」と呼ばれています。
そうだと決まっている訳ではありませんが、1.0から1.1のような小数点以下だけの変化の場合には、大した更新ではなく、1.0から2.0と整数部分が上がる時には、大きな改良が施されると考えていいでしょう。
「アップデート」とは?
「アップデート」も、ソフトウェア類の更新のことです。
特に「バージョン」という表記が絡まない場合や、ちょっとした内容だけの場合、または「バージョンアップ」も含んで使うことができる言葉です。
よって、「アップデート」と表現できる一部が「バージョンアップ」だと考えて構いませんが、ニュアンス的に「バージョンアップ」の方が大きな更新を意味すると捉える傾向があります。
「バージョンアップ」と「アップデート」の違い
「バージョンアップ」と「アップデート」の違いを、分かりやすく解説します。
「バージョンアップ」は、対象になるソフトウェア類にバージョン番号がある場合に使われる「アップデート」の表現だと考えていいでしょう。
ですが、実際には先のように、「バージョンアップ」とした方が大きな変化があると考える傾向にある為、特にバージョンの整数部分が上がる「アップデート」時には、きちんと「バージョンアップ」と使うことをおすすめします。
まとめ
「バージョンアップ」と「アップデート」には、このような違いがあります。
バージョン番号があるか分からない、もしくはそれは上がらない場合には、「アップデート」と使っておけば問題ありません。