この記事では、「FAANG」と「GAFA」の違いを分かりやすく説明していきます。
「FAANG」とは?
「FAANG」(ファング)とは、アメリカの株式市場に上場している、同国内における主要ハイテク5銘柄のことで、「Facebook」、「Amazon(米)」、「Netflix」、「Apple」、「Google」がそれに当たります。
これらは同国内だけでなく、全世界で(間接的にでも)利用されている事業者な為、それぞれの銘柄の値動きが世界中で注目されています。
「Apple」を除いた4社だけで「FANG」(こちらも、読みはファングです)と表現されることもあり、この場合には、全てがネットワークサービスの提供企業になります。
「Apple」も、アプリやiTunesによる配信など、ネットワーク関連ビジネスにも参入していますが、主となるのはiPhoneを始めとするハードの製造・販売の為、この4社だけの(ネットワークサービス関連4銘柄という)表現があると考えてください。
「GAFA」とは?
「GAFA」(ガーファ)とは、「Google」、「Amazon(米)」、「Facebook」、「Apple」の4社のことで、こちらは株式のことではなく、世界をリードしている4大IT事業者という表現になります。
こちらでも「Amazon」は、アメリカのAmazon. comのこととなりますが、そこから派生した各国別のものも含むと解釈されることもあります。
これらの企業が文字通り、世界のIT事情に大きな影響を与えているのは間違いなく、これに次ぐのが「Yahoo(米)」だと言われており、こちらも各国別の法人まで含んで表現されることが多いと考えていいでしょう。
「FAANG」と「GAFA」の違い
「FAANG」と「GAFA」の違いを、分かりやすく解説します。
「FAANG」は、アメリカ国内における、主要ハイテク5銘柄をまとめた表現です。
そこから「Apple」を除き、ネットワークサービスだけに絞った「FANG」と表現される場合もあります。
「GAFA」は、世界に名だたる4大IT事業者をまとめた言葉です。
これらの名前は、インターネットを日頃から利用している人なら誰でも一度は聞いたことがあるでしょう。
まとめ
「FAANG」と「GAFA」は、このような違いになります。
「Netflix」以外の4社は共通していると覚えておくといいでしょう。