この記事では、「ダウンロード」と「インストール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ダウンロード」とは?
「ダウンロード」とは、接続先からその端末内にデータ類を保存することの表現になります。
具体的なファイルとならない場合でも、テンポラリーエリア(一時ファイル用のエリア)にデータとして保存されます。
動画のストリーミング再生がその例で、動画ファイルとしては残りませんが、データがテンポラリーエリアに保存されながら、同時にその再生処理が行われています。
テンポラリーエリアにそのまま「ダウンロード」したものが残る場合もありますが、再生が終わったり、他の動画の再生時に自動的に消去される仕組みとなっている場合が多いです。
「インストール」とは?
「インストール」とは、そのシステムでアプリやソフトを使えるように入れ込むことです。
言葉としては、「○○という表計算ソフトをインストールしないと、そのファイルは開けないよ」のように使われ、入れ込んで、正しく使える状態にするところまでのことだと考えていいでしょう。
尚、ソフトだけとは限らず、動画の再生コーデックのようなライブラリ類を入れ込む時にも使える言葉で、この場合には見た目には何も変わりませんが、それによって特定の形式の動画が再生できるようになるといった効果に繋がります。
「ダウンロード」と「インストール」の違い
「ダウンロード」と「インストール」の違いを、分かりやすく解説します。
「ダウンロード」は、データを接続先から保存する行為のことで、対象はソフト類や画像ファイルなど様々になりますが、どのようなものでもデジタル的なデータには変わらない為、それらに関係なく使うことができます。
「インストール」は、ソフト類を使えるようにシステムに入れ込むことです。
「ダウンロード販売」のソフトの場合、まずは「ダウンロード」し、それを「インストール」することで使えるようになります。
ソフトによっては、「ダウンロード」と同時に、自動で「インストール」までしてくれる場合もあります。
まとめ
「ダウンロード」と「インストール」は、このように違います。
「ダウンロード」は、対象や回線の速さによってはかなり時間が掛かる場合もあり、何GBにもなるファイルになると、1時間以上掛かることも少なくありません。