この記事では、「ACアダプター」と「充電器」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ACアダプター」とは?
「ACアダプター」とは、一般的に家庭や事業所に供給される商用の交流電源を、直流に変える為の変換装置です。
これがないと、ノートパソコンやタブレットなどの電子機器の電源をコンセントからとることはできない大切な存在となります。
そのノートパソコン(デスクトップタイプも含む)などの電子機器の内部では、直流電源が使用されます。
ですが、直接それを供給することは難しい為、この「ACアダプター」が必要になるという訳です。
「充電器」とは?
「充電器」は、バッテリーや充電池に電気を溜める為に使用されます。
充電式で利用できるそれらには、対応したこれが必要です。
充電池では、この充電器にセットしてコンセントに指すことで、それに充電されていきます。
スマホなどの充電式のバッテリーが内蔵されている機器の場合には、先の「ACアダプター」に相当するものによって、もしくは専用のコードを使い、他の電子機器からそれが行うことができます。
そのような機器では、「ACアダプター」や充電の為の接続ケーブルを便宜上、この「充電器」と呼ぶ場合があります。
「ACアダプター」と「充電器」の違い
「ACアダプター」と「充電器」の違いを、分かりやすく解説します。
「ACアダプター」は、交流電源を直流電源に変換する装置のことで、ノートパソコンではお馴染みです。
「充電器」は、充電の為に必要になる機器のことですが、スマホではその機能自体は本体の中にあり、「ACアダプター」などを接続することで充電ができる仕組みとなっています。
そのような電子機器の場合には、「充電器」という表現は便宜上のものです。
まとめ
「ACアダプター」と「充電器」は、このように違います。
「ACアダプター」によって充電が可能だという電子機器が多く存在する為、これ自体が「充電器」だと勘違いされることもありますが、「ACアダプター」は、あくまで交流電源から直流電源に変換する為の装置です。