「アカデミー」と「スクール」の違いとは?分かりやすく解釈

「アカデミー」と「スクール」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「アカデミー」「スクール」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アカデミー」とは?

「アカデミー」とは?

「アカデミー」とは、学術的な集まり(団体)や、大学に対して使われる言葉です。

学会の表現としても用いられることがあり、「これは、我がアカデミーの研究成果だ」などと、そこに所属している、またはそのような団体などがあるといった使い方になります。

「○○アカデミー」とそのまま名称に使っている場合も多く、古代ギリシャの哲学者のプラトンが、かつてアテネに創設した「アカデーメイアー」という学校からきている言葉です。

「スクール」とは?

「スクール」とは?

「スクール」は、学校を意味する言葉として使われています。

「○○スクール」といった名称の進学塾なども多く存在し、小学校から高校まで、または何かの特化した学校の類いに使うことができる表現です。

大学や大学院になると、上の「アカデミー」と呼ばれることになり、この「スクール」とは表現しません。

また、先のように進学塾や、各種の私塾の類いにも使われる言葉で、専門学校や短期大学に用いることもありますが、あまりそのような例は見られません。

「アカデミー」と「スクール」の違い

「アカデミー」と「スクール」の違い

「アカデミー」「スクール」の違いを、分かりやすく解説します。

「アカデミー」は、学術的な団体、もしくは大学(大学院)の表現になります。

その大学の場合には、何かの研究室や学術的なサークルにも用いられることがあります。

「スクール」は、学校と呼べる全ての対象に広く使える言葉で、高校までの学校や、私塾がそれに含まれます。

「スイミングスクール」のように、特定の分野(この場合は水泳になります)に特化した訓練所や育成所にもよく使われており、これといった明確な定義はありません。

まとめ

まとめ

「アカデミー」「スクール」は、このような違いになります。

日本では、あまり大学を「アカデミー」とは呼びませんが、元の「アカデーメイアー」がそのような存在だったことから、正確にはそれこそが本来の意味だと言えるかも知れません。