「オタク」と「マニア」の言葉の意味と違いをご存知でしょうか。
ここでは、それぞれの言葉の意味と、違いを丁寧に説明しています。
では一緒に見ていきましょう。
「オタク」とは?
「オタク」とは1980年代の中頃から使われ始めた言葉で、特定の分野や物事を好み、関連情報、商品の収集に励む人のことを言います。
一般的なイメージとしては、アニメ、テレビゲーム、アイドルといった対象に夢中になっている人のことです。
「私は筋金入りの漫画オタク」「彼はいかにもオタクっぽい風貌をしている」「オタクの人は関連商品を沢山買ってくれるからありがたい存在だ」などと使います。
「マニア」とは?
「マニア」とは英語で“mania”と書きます。
意味は特定の分野、物事を好み関連した商品を集めたり、情報収集に励む人のことです。
「マニア好みの一品だ」「どんな物事にもマニアと呼ばれる人たちはいるものだ」「明日は、鉄道マニアが駅に詰めかけるだろう」などと使います。
「オタク」と「マニア」の違い!
「オタク」と「マニア」、それぞれの言葉の意味を説明しました。
どちらも意味合いとしては同じです。
特定の分野、物事を好み、情報収集を積極的にしたり、関連商品などを買い集めることを言います。
違いと言えば「マニア」という言葉はもともと英語で昔から存在することに対し、「オタク」というのは1980年代頃に使われるようになった言葉であるという点でしょう。
もともと「オタク」とは「お宅」という字で表し、相手を敬って使う言葉です。
「オタク」同士で会話をする時に「あなた」「君」などと使わずに「お宅」と言いあっていたことから、いつの間にか「オタク」として定着したのです。
ただ「キモオタ」という言葉がありますように「オタク」=「キモイ」と思っている人もいますので人に対して使う時は「彼は漫画オタクです」より「彼は漫画マニアです」の方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
「オタク」と「マニア」、それぞれの言葉の意味と違いが理解できたのではないでしょうか。
違いを正しく理解して使い分けてください。