この記事では、「エネルギー」と「エナジー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エネルギー」とは?
「エネルギー」とは、英語で“energy”と表記し、体力や活力、または物理的に放出される力や発揮される能力を表す言葉です。
「あと2時間も続けるには、エネルギー不足だ」のような使われ方をよく見聞きしますが、この場合には、その仕事の為の体力や活力が不足していると解釈していいでしょう。
機械物に対しても、「エネルギー不足で動かない」のように用いられることがありますが、そういった表現は、本来は間違いになります。
「エネルギー」を出す為の元が不足していることになる為、正確には「エネルギー源が不足~」とするべきです。
しかし、人間の体力や活力と同様に、電化製品であれば、電気が「エネルギー」(正確には、「エネルギー源」ですが)だと使っていることも多く、実用面ではそのような解釈をしても構わない言葉となっています。
「エナジー」とは?
この「エナジー」は、先の「エネルギー」と全く同じ意味になります。
つまり、英語表記の“energy”を、日本語として「エネルギー」と読むか、「エナジー」と読むかという違いです。
ネイティブな発音では後者になる為、カタカナ語でも「エナジー」で統一するべきですが、「エネルギー」という方が一般的になってしまっており、「資源エネルギー庁」という官庁まで存在している為、今更統一は難しいと言わざるを得ません。
「エネルギー」と「エナジー」の違い
「エネルギー」と「エナジー」の違いを、分かりやすく解説します。
要は、この2つは全く同じものを指しており、元となっている英語の読み方が変わっただけです。
主に「エネルギー」の方が使われており、「エナジー」は、一部の商品名や企業の名称としてたまに見掛けるという程度です。
まとめ
「エネルギー」と「エナジー」は、このような言葉です。
意味は同じですが、「エナジー」は、あまり使われない言葉なので、「エネルギー」としないと分かってもらえないことがあるかも知れません。