「実践」と「実施」の違いとは?分かりやすく解釈

「実践」と「実施」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「実践」「実施」の違いを分かりやすく説明していきます。

「実践」とは?

「実践」とは?

「実践」とは、実際にそれを行うことという意味の言葉です。

「理論は分かったので、早速実践してみようと思う」などと使われる言葉で、この使い方では、早速実際にやってみたいと言っています。

同音で「実戦」という言葉があり、そちらは実際に競技などの戦いと呼べる場のこと、またはそのような場で行うことの表現です。

そういった場になる時には、「実戦で試してみる」などと使い、そこまでいかない場合や実験などの際には、「実践してみる」といったように使い分けてください。

「実施」とは?

「実施」とは?

「実施」は、執り行うという表現になります。

意味として、何かを開始するという使い方になり、「明日からセールが実施される」と使われた時には、その明日からセールが行われるのだと考えていいでしょう。

他にも、「来週、選挙が実施される」や、「そろそろ計画が実施に至ると聞いている」などと、何かが始まるという意味で色々な事柄に用いられる言葉です。

「実践」と「実施」の違い

「実践」と「実施」の違い

「実践」「実施」の違いを、分かりやすく解説します。

「実践」は、実際に行うことの表現になります。

ただし、先の「実戦」と分けて考える必要があり、「やってみる」と表現できる事柄に対して用いると考えると分かりやすいでしょう。

「実施」は、何かの事柄を執り行うことです。

「実施に至るまでには紆余曲折があった」などと使われ、それを始めるに至るには色々と悩むことがあったり、苦労があったといった解釈になります。

使える事柄が限られている表現なので、会合や式典、イベントなどがその対象になることが多いです。

まとめ

まとめ

「実践」「実施」は、このように違います。

「実践」は、「実戦」と言い換えることができるケースもあり、どちらか迷った時には、戦うという行為が絡むかどうかで判断するといいでしょう。