「紙芝居」と「パネルシアター」の違いとは?分かりやすく解釈

「紙芝居」と「パネルシアター」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「紙芝居」「パネルシアター」の違いを分かりやすく説明していきます。

「紙芝居」とは?

「紙芝居」とは?

「紙芝居」とは、複数の絵の掛かれた紙と、朗読によって物語を伝える寸劇です。

有名な昔話を題材にしたものが多く見られますが、自作の話で作られることもあります。

絵を見せながら、そのシチュエーションに合った朗読が行われ、基本的に子供に対して披露するものです。

その昔は「紙芝居屋」と呼ばれる人が定期的にやってきて、たくさんの子供の前でこれを行っていたものですが、近年では時代の流れから、そのような光景はほとんど見られなくなってしまいました。

「パネルシアター」とは?

「パネルシアター」とは?

「パネルシアター」とは、1枚のパネルに色々なキャラクターや背景物などを貼り付けながら進めていく寸劇になります。

大き目のパネルが使われることもありますが、両手で掲げられる程度のものが多く、次々とキャラクターなどを貼り替え、その画面の朗読と共に進めていきます。

その為、同じキャラクターや背景物でも、色々なストーリーが展開できるのが特徴で、パネルとそこに貼り付ける色々なキャラクターなどセットになった、「パネルシアター」セットというものも発売されています。

「紙芝居」と「パネルシアター」の違い

「紙芝居」と「パネルシアター」の違い

「紙芝居」「パネルシアター」の違いを、分かりやすく解説します。

「紙芝居」では、複数の紙に予め絵を描いておき、その紙ごとの場面に沿った朗読によって行われます。

「パネルシアター」は、1枚のパネルで、次々と貼り替えながら進めていくタイプの寸劇なので、同じもので色々な話を作ることができます。

「パネルシアター」は、子供に見せるだけでなく、子供がそれで自ら話を作ることもできる為、想像力の教育用の教材としてもよく利用されています。

まとめ

まとめ

「紙芝居」「パネルシアター」は、このように違います。

「パネルシアター」は、現代版の「紙芝居」と呼んでもいいかも知れません。