この記事では、「台帳」と「一覧表」の違いを分かりやすく説明していきます。
「台帳」とは?
「台帳」とは、「帳簿」と言い換えることができ、何かの記録を残しておく為のものです。
「売上台帳」と言えば、それまでの売上が記録されており、「住民台帳」とすると、対象となる施設などの住民について(の情報が)そこにあると考えていいでしょう。
追加するべき記録があれば都度それを追記していくという性質になり、抹消するべき記録はそこから削除されます。
ただし、期間が区切られた(その期間としての)それの場合には、後からの修正は行わないことがほとんどです。
「一覧表」とは?
「一覧表」は、それを見れば、何かの記録の一覧が分かるように作られます。
例えば、「成績の一覧表」は、成績についてのそれになり、国語や数学、英語といった各科目の点数が一目で分かるものだと考えていいでしょう。
表として作られるものなので、後からの追記や修正などは誤りがない限り、基本的には行われません。
ただし、完成していない状態で、いずれは一覧になるという形で、この「一覧表」と名乗って公開されるような場合もあります。
「台帳」と「一覧表」の違い
「台帳」と「一覧表」の違いを、分かりやすく解説します。
「台帳」は、その対象の記録として次々と書き加えていくものだと考えていいでしょう。
宿泊施設に置かれていることがある「宿帳」も、この「台帳」の一種になります。
「一覧表」は、対象の記録の一覧として完成した形のものを指す言葉になります。
先のように、まだ追記する内容がある状態で、暫定のまま「一覧表」と使うこともありますが、正確な表現ではありません。
まとめ
「台帳」と「一覧表」には、このような違いがあります。
「台帳」に特に期間の決まりがない場合には、記録するべき内容がある度に追記され、必要に応じてそこからの抹消も都度行われると考えて構いません。