「着実」と「確実」の違いとは?分かりやすく解釈

「着実」と「確実」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「着実」「確実」の違いを分かりやすく説明していきます。

「着実」とは?

「着実」とは?

「着実」とは、少しずつ、確かに進んでいるという表現です。

「着実に成功に近付いている」などと使われることが多く、成功に少しずつ、間違いなく近付いていると言っていることになります。

「着実な成果が期待できる」とすると、少しずつながら、確かな成果が期待できるという意味になり、大きな結果だったり、大成功という訳ではないものの、少しずつでも確実に進んでいる様子を表すことができます。

「確実」とは?

「確実」とは?

「確実」は、間違いなく、確かにという意味になります。

「このままでは、確実にそうなるだろう」とすると、そのままの状態だと、間違いなくそのようになると表現されています。

このように、間違いなく、確かだという解釈で使われる言葉ですが、実際の使われ方では、ほぼ確かだろうといったようなニュアンスになることもあります。

例えば、選挙における「当選確実」という表現がそれで、まだ「確定」した訳ではなく、理論上では逆転される可能性もある場合にも用いられる表現となっています。

「着実」と「確実」の違い

「着実」と「確実」の違い

「着実」「確実」の違いを、分かりやすく解説します。

「着実」は、少しずつながら、確実に進んでいる様子の表現です。

「着実に力をつけているようだ」のように使うと、少しずつだが、確実に力がついているようだと表現しています。

「確実」は、確かにそうだという意味の言葉です。

しかし、先のように、ほぼ間違いないといった解釈で用いられる場合もあるので、使われる場面や使った人によっては、そちらの意味だと考えないといけないこともあるので注意してください。

まとめ

まとめ

「着実」「確実」は、このように違います。

一歩一歩、確かに進んでいるという意味の「着実」は、色々な事柄に対して用いることができますが、特に勉学や各種習い事などでよく使われています。