「沿う」と「従う」の違いとは?意味を詳しく解釈

「沿う」と「従う」の違い言葉・カタカナ語・言語

「沿う」「従う」の違いについて紹介します。

さらに「沿う」「従う」を使った例文と意味を紹介し、解釈して行きます。

「沿う」の意味や使い方

「沿う」の意味や使い方

「沿う」には、「長く続いているものに、離れないように付き従う」という意味があります。

例えば、道路は長く続いていて、道路のわきには、付き従うように、街路樹が植えられているのがイメージできるかもしれません。

このような様子を、「道路に沿って、街路樹が立っている」などと「沿う」という言葉を使って説明できます。

このように、何かが長く続いているもの、主となるものに付き従う様子のものを見た時に、「沿う」という言葉を使ってみましょう。

「従う」の意味や使い方

「従う」の意味や使い方

「従う」には「後ろについて行く」という意味があります。

例えば、ツアーに参加をすれば、ツアーコンダクターの後ろについて行くことになります。

この様子を、「ツアコンに従って歩く」などと「従う」を使って表現できます。

また「従う」には、「沿う」という意味があります。

例えば、道に沿って車を走らせる様子は、「道に従い、車を走らせる」「従う」という言葉を使えます。

「沿う」と「従う」の違い

「沿う」と「従う」の違い

「沿う」「従う」という言葉の違いを紹介します。

「沿う」には、「長く続いているものに、離れないように付き従う」という意味があります。

また「従う」にも「沿う」という意味があるため、この点では同じ意味を持つ言葉になります。

ただし、「従う」には、「後ろについて行く」という意味があります。

そのため、「後ろについて行く」という意味を出したい時は、「沿う」ではなく「従う」という言葉を使うようにしましょう。

「沿う」を使った例文と意味を解釈

「沿う」を使った例文と意味を解釈

「沿う」を使った例文を紹介し、意味を解釈します。

「曲がりくねった川に『沿う』ように、桜並木が続いている」

この例文は、曲がりくねった川から、離れないように、桜並木が付き従っているように見言えるという意味があります。

このように「沿う」には、「長く続いているものに、離れないように付き従う」という意味があります。

そのため、桜の花びらが散れば、川の中に舞い降りて、ピンク色の美しい絨毯のような景色を見せてくれます。

「従う」を使った例文と意味を解釈

「従う」を使った例文と意味を解釈

「従う」を使った例文を紹介し、意味を解釈します。

「野球場までの道を、前を歩いている人に『従って』歩く」

この例文は、野球場までの少しの距離を、標識などを見ずに、前を歩いている人について歩くという意味があります。

みな野球場に行くという目的が同じため、「従って」歩いても目的地につけるはずです。

このように、「従う」には「後ろについて行く」という意味があります。

まとめ

まとめ

「沿う」「従う」という言葉の違いについて見てきました。

それぞれの言葉の意味を知り、違いを知ることで、適切な場面で使えるようになるかもしれません。