この記事では、「騎士道」と「武士道」の違いを分かりやすく説明していきます。
「騎士道」とは?
「騎士道」とは、中世の欧州で確立された、騎士階級における規範のことです。
常に鍛錬に励み、弱者を守り、誠実であり、忠誠心に優れたことが主な内容で、神への信仰もこれに含まれます。
ここでの「神」とは、キリスト教におけるイエス・キリストのことで、騎士に与えられた武具には十字架のマークが付いているものが多くあります。
そのイエス・キリストは、人類の罪を背負い、その代わりに死んでいったとされており、それと同様に、人の為に犠牲になれるという意味の象徴とされています。
「武士道」とは?
「武士道」とは、武士階級が存在した日本における、武士としての規範になります。
「武士道とは、死ぬことと見付けたり」という、江戸時代の山本常朝という武士の言葉が有名なように、命を惜しむことなく忠誠に励むことが基本精神となっています。
敗走するくらいであれば死を選ぶ、と解釈されることもあり、普段の生活においても、「武士は食わねど高楊枝」という言葉のように、例え貧しくても、そうだと周りには見せないといった心構えが求められます。
「騎士道」と「武士道」の違い
「騎士道」と「武士道」の違いを、分かりやすく解説します。
「騎士道」は、騎士としての規範であり、その階級として守るべき掟が記されたものです。
「武士道」は、日本の武士階級の規範で、「騎士道」と通ずるところも多いですが、命を惜しまないという点が強調されている部分が日本人らしさだと言っていいでしょう。
その精神は、その後の戦争時の特攻隊にも受け継がれたと言われており、決して褒められたことではありませんが、(あくまで当時の考え方で)それが美徳ともされたものです。
まとめ
「騎士道」と「武士道」は、このような解釈になります。
「騎士道」は、現在でも欧州では上流階級の規範として用いられることがあります。