「非常」と「緊急」の違いの違いとは?分かりやすく解釈

「非常」と「緊急」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「非常」「緊急」の違いを分かりやすく説明していきます。

「非常」とは?

「非常」とは?

「非常」とは、状態が通常ではなく、とても悪い時に使われる表現です。

「非常事態だ」と使うと、すごく悪いことになっているという解釈になり、通常の時と同じように考えてはいけないとも表していると考えていいでしょう。

「非常食」という食べ物がありますが、これは、それだけの状態になった時に食べるものだという意味になり、日持ちがするものがほとんどで、そうなった時の為の備えとして蓄えておくものです。

「緊急」とは?

「緊急」とは?

「緊急」は、急を要するほど危機が迫っているという意味になります。

「緊急の用事だ」と使った時には、それだけ急ぎの用事で、危機感があるものだと言っていると解釈できます。

危険と伴う時に使われる表現なので、「緊急事態」とすると、とても危険な状態で、安全の確保の為には急いで何かを行う必要があると言っていると解釈して構いません。

「非常」と「緊急」の違い

「非常」と「緊急」の違い

「非常」「緊急」の違いを、分かりやすく解説します。

「非常」は、すごく悪い状態だという場合に使われる言葉です。

「非常事態」とした時には、それほど状態が悪いと表現しており、何かしらの異常が起きているのは間違いありません。

「緊急」は、危険が絡んでいるので(何かしらを)急ぐべきだという意味になります。

「緊急の連絡」があった時には、急いで何かをしないと危険があるといった内容の連絡だと考えて構いません。

「緊急時」は、「非常時」でもありますが、急がないと危険があるという解釈がそれに加わったものだと解釈してください。

まとめ

まとめ

「非常」「緊急」は、このように違います。

「非常」でも、充分に通常ではなく、危ないという意味になり、「緊急」は、それよりも上の意味として使われます。

よって、「非常」から「緊急」に置き換えることで、危険度が上がる表現になり、急ぎの対応が求められます。