「反省」と「内省」の違いとは?分かりやすく解釈

「反省」と「内省」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「反省」「内省」の違いを分かりやすく説明していきます。

「反省」とは?

「反省」とは?

「反省」とは振り返り考えること、過去の自分の発言や行動に対して間違いや悪いところがなかったかよく考えるという意味で使います。

「彼にはまったく反省の色がない」「彼女なりに反省しているようだ」などと使います。

「内省」とは?

「内省」とは?

「内省」とは、自分の心のはたらき、状態をかえりみることを言います。

よく使われる言い方に「内省的」という言葉があります。

これは自分の内面をよく考える様子という意味になります。

「彼は内省的なタイプで口数はさほど多くない」「しばらく静かな場所で過ごして、内省したいと思う」などと使います。

「反省」と「内省」の違い!

「反省」と「内省」の違い!

「反省」「内省」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも自分のことをよく考えるという点では共通した意味合いがあります。

しかし、言葉の意味としては違うものですから使い分けるようにしましょう。

まず「反省」という言葉です。

これは日常生活でもよく使う、聞く言葉です。

意味は過去の自分の言動、心の在り方などに間違いがなかったかどうかをよく考えることを言います。

簡単に言えば、悪いところがなかったか、またあったならばどうしてそのようなことをしたのか、今後どうするべきかというところまで深く考えることを言います。

一方で「内省」ですが、これは自分の心の動き、状態をかえりみるという意味になります。

簡単に言い表すならば自分を観察する、見つめ直すといったことになります。

特に悪いことをしたから深く考えるというわけではありません。

使い分けは「悪いことをしたかどうか考えるならば反省」「自分の内面と向き合うならば内省」という風に覚えておきますとわかりやすいでしょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「反省」「内省」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも自分と向き合ってよく考えるという点では同じ意味合いですが、言葉の意味としてはまったく違うものですので、ふさわしい方を選んで使うようにしてください。