「すんなり」と「簡単」の違いとは?分かりやすく解釈

「すんなり」と「簡単」の違い言葉・カタカナ語・言語

「すんなり」「簡単」の違いとは?分かりやすく解釈 日々の生活の中で、「すんなり」と物事が運んだり、意外と「簡単」だったということがあります。

この記事では、「すんなり」「簡単」の違いを分かりやすく説明していきます。

「すんなり」とは?

「すんなり」とは?

「すんなり」とは、すらりとしていて、しなやかな様子のことを言います。

類語としては、「スマート」「スリム」、または、「スレンダー」などが挙げられます。

他にも、「すんなり」は邪魔や抵抗が無く、無理をせずに、自然にそうなる様子を意味しています。

類語では、「スムーズ」「順調」、あるいは、「うまく」などがあります。

例文をいくつか挙げてみます。

『彼女はモデルだけあって、すんなりとした手足を持っている』
『今回の案件は、すんなり可決されました』
『最初は難しいかと思ったけど、案外すんなり行って良かったです』

「簡単」とは?

「簡単」とは?

「簡単」とは、わかったり、やったりするのに手間暇がかからない様子のことです。

または、こみいってない様子のことを言います。

具体的な使い方をいくつかご紹介します。

『これは誰でも簡単にできる作業です』
『こちらの手続きはとても簡単で、今すぐできます』
『簡単な図面なので、作り方が分かりやすい』
ちなみに、「簡単」の対義語は「複雑」で、物事が複雑に絡んでいて、こみいっていると言う意味があります。

「すんなり」と「簡単」の違い

「すんなり」と「簡単」の違い

「すんなり」「簡単」の違いを、分かりやすく解説します。

「すんなり」の意味は、すらりとして、しなやかな様子を表しています。

他にも、抵抗が無く、自然にそうなる様子を意味しています。

一方、「簡単」は、手間がかからない、こみっていないなどの意味があります。

難しそうに見えても、結果的にスムーズにいくこともあり、このような場合も「すんなり」を使います。

また、一見、「簡単」そうに見えても、必ずしも「すんなり」いくとは限りません。

「簡単」は単純作業などでも使われることがありますが、人によっては、意外と難しく感じる場合もあります。

作業工程を例に挙げると、「簡単」は仕組みややり方で、「すんなり」は実際にやってみての結果だとも言えるでしょう。

その点でも、「簡単」「すんなり」は違った意味合いになります。

まとめ

まとめ

「簡単」そうに見えても、実際にやってみると、難しいと言うことはよくあることです。

高を括らずに、どんなことでも難しいかもしれないと思って、取り組む方が良いかもしれません。

最初から、何かと邪魔が入ったり、スムーズに行かない時は、うまくいかない場合が多いようです。

なので、そういう時は無理をして事を進めずに、様子を見てから、どうするのか判断した方が良いでしょう。

「すんなり」行く時は、何の抵抗もないので、最短距離、最短の時間で進むことができます。

常にそうであれば良いのですが、なかなかそうもいかないのが人生かもしれません。

「すんなり」行かない時も、そこから何かを学ぶことで、「すんなり」と行く方法を見つけることができるようになるでしょう。

「すんなり」行くか、行かないかは、その時の心身の調子にも大きく影響してきます。

そのため、日頃から自分の心身の調子を整えることを優先するようにしていきたいものです。