「センシティブ」と「ナイーブ」の違いとは?分かりやすく解釈

「センシティブ」と「ナイーブ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「センシティブ」「ナイーブ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「センシティブ」とは?

「センシティブ」とは?

「センシティブ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「センシティブ」「sensitives」と英語表記します。

「センシティブ」「扱いに細心の注意を要する様子」という意味があります。

英語の「センシティブ」には、「外部の刺激に反応しやすい」という意味があり、敏感な人、鋭敏な人、過敏だったり繊細な人に対して使うことがあります。

「センシティブな人」という場合は、繊細な人で、扱いが難しい人と言う意味があります。

「A部長はセンシティブな人だから、言い方に注意して」などと同僚に注意されるかもしれません。

また、扱いに細心の注意を要する、取り扱いが難しい問題を抱えたとき、「センシティブな問題だから、慎重に進めよう」などと言うことがあります。

「ナイーブ」とは?

「ナイーブ」とは?

「ナイーブ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「ナイーブ」「naive」と英語表記します。

「ナイーブ」「飾り気がなく、素直な様子。

また純粋で傷つきやすい様子」
という意味があります。

特に、「ナイーブ」は、「純粋で傷つきやすい様子」を意味することが多く、「ナイーブな人だから、気を付けて」と誰かが言った場合は、純粋で傷つきやすい人だから、接し方に気を付けてと言っていると考えることができます。

純粋で傷つきやすすぎると感じられる人に対して、「ナイーブすぎる」と言うことがあります。

思春期の中高生は、一般的に純粋で傷つきやすい傾向があるため、まとめて「ナイーブな年ごろ」などと言うことがあります。

また、肌が弱く、ちょっとした刺激で荒れてしまう場合も、傷つきやすいことから、「ナイーブな肌」などと言うことがあります。

「センシティブ」と「ナイーブ」の違い

「センシティブ」と「ナイーブ」の違い

「センシティブ」「ナイーブ」の違いを、分かりやすく解説します。

「センシティブ」「扱いに細心の注意を要する様子」という意味があります。

一方の「ナイーブ」「飾り気がなく、素直な様子。

また純粋で傷つきやすい様子」
という意味があります。

どちらも、繊細で過敏なことに対して使う言葉ですが、「センシティブ」は、老若男女の過敏などに使える言葉なのに対して、「ナイーブ」は、どちらかと言えば未熟な人、若い人の中で、繊細な人に対して使う言葉になります。

40代の傷つきやすい人に対しては、「あの人はセンシティブだから」と言い、10代の傷つきやすい人に対しては「あの人はナイーブだから」などと言い、接し方に注意を促すかもしれません。

また、「取り扱いが難しい問題」に対しては、「ナイーブ」よりも「センシティブ」の方が、より意味が通じやすいのではないでしょうか。

まとめ

まとめ

「センシティブ」「ナイーブ」の違いについて見てきました。

とても似た意味を持ちますが、若干のニュアンスの違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せず使い分けることができるようになりそうです。