「あん馬」と「跳馬」の違いとは?分かりやすく解釈

「あん馬」と「跳馬」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「あん馬」「跳馬」の違いを分かりやすく説明していきます。

「あん馬」とは?

「あん馬」とは?

「あん馬」は、体操競技の種目の1つです。

長さ160センチ、幅35センチ、高さ105センチで、持ち手となる取っ手が2つ付いている競技台を使用して行われます。

両手のみで競技台や取っ手を使い、繰り出される各種の技によって、その難易度となるDスコアと、実施内容によるEスコアの合計得点で争われます。

最後は着地で終わり、それまでに台から落下してしまったり、台に両手以外の部分が触れてしまうと減点の対象となり、落下の場合には、途中から再び演技することができます。

「跳馬」とは?

「跳馬」とは?

「跳馬」とは、助走をつけて跳躍板でジャンプし、競技台となる「跳馬」に両手をつき、着地までの演技内容によって採点される体操競技の種目です。

こちらでも難易度ごとのDスコアと、実施内容によるEスコアの合計となりますが、2回行って1セットという形で行われ、それぞれ演技内容を変えないといけません。

どのような形で競技台に手をつくかは自由なので、後方宙返りから逆向きにつくという大技もいくつか存在します。

「あん馬」と「跳馬」の違い

「あん馬」と「跳馬」の違い

「あん馬」「跳馬」の違いを、分かりやすく解説します。

「あん馬」は、1分程度の演技内容になり、その中でいくつも技と繰り出し、その難易度と実施内容によって採点されます。

両手以外は使えない為、相応の腕力が必要になり、バランス感覚もとても大切になる種目です。

「跳馬」では、助走からのジャンプによって競技台を利用し、空中での演技から着地までの全てが採点対象となります。

着地時に左右に敷かれたラインを踏んだり、そこから出てしまうと減点となり、着地できずに転倒してしまうと、空中でどれだけの演技だったとしても、ほとんど点数にはなりません。

まとめ

まとめ

「あん馬」「跳馬」は、このように違います。

共に採点種目なので、同じように行ったと思った場合でも、同じ点数になるとは限らず、ほんの少しのミスでも大きく点数が異なることも珍しくありません。