「いきなり」と「突然」の違いとは?分かりやすく解釈

「いきなり」と「突然」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「いきなり」「突然」の違いを分かりやすく説明していきます。

「いきなり」とは?

「いきなり」とは?

「いきなり」とは、何の前触れもなく、または必要となる段階を踏まずにといった解釈で使われる言葉です。

「祝いの席で、いきなり一言欲しいと振られた」といったような使われ方が前者になり、「いきなり来られても、すぐには無理というものだ」などと使われると、後者の解釈だと分かります。

時間的に間もないといった意味になる言葉で、言い換えるなら、「急に」という表現が向いています。

上に2つの例でも、「急に振られても~」「急に来られても~」と、それぞれこの言葉で言い換えることができます。

「突然」とは?

「突然」とは?

「突然」は、不意にという解釈になります。

「突然、彼は笑い出した」「突然の雨で、身動きがとれなくなってしまった」のような使われ方になり、思いもしなかったという表現だと考えていいでしょう。

「いきなり」の解釈の、「段階を踏ます」という方によく似ている表現になり、そちらの意味の場合には、この「突然」と置き換えても意味が通ります。

先の「いきなり来られても~」といった使い方は、「突然来られても~」としても何の違和感もなく、同じ意味で通ります。

「いきなり」と「突然」の違い

「いきなり」と「突然」の違い

「いきなり」「突然」の違いを、分かりやすく解説します。

「いきなり」は、説明のように、時間的な間がないという意味で使われます。

その中で、段階を飛ばしてとなる解釈が「突然」と共通しており、「いきなりのことで、困惑している」のような使われ方がそれに当たります。

このような用い方では、「突然」としても同じ解釈になり、「いきなり」は、その他に、前触れもなくといった表現としても使える為、そちらの方が意味が広い言葉となっています。

まとめ

まとめ

「いきなり」「突然」は、このような言葉です。

同様の意味で使うこともでき、「いきなり」の方が解釈が広く、「突然」は、「いきなり」で言い換えることができることがほとんどだと覚えておいてください。