「均等」と「均衡」の違いとは?分かりやすく解釈

「均等」と「均衡」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「均等」「均衡」の違いを分かりやすく説明していきます。

「均等」とは?

「均等」とは?

「均等」とは、対象となるものが均一だという表現です。

つまり、数や量などが平等なことで、「皆で均等に分けよう」とした時には、「皆で平等に分けよう」と言っており、「均等返済」という方式だった時には、毎回の返済額が一緒だという意味になります。

「負担が均等になるように」と言えば、皆の負担が一緒になるという解釈になり、「均等な重さ」のようにも使うことができ、この用い方では、重さが全部一緒ということが表現されています。

「均衡」とは?

「均衡」とは?

「均衡」は、釣り合いという意味の言葉です。

「均衡がとれない」とすれば、そのまま釣り合いがとれないといった意味の表現になり、「均衡が保たれる」とした時には、釣り合いがとれていることが表せます。

釣り合いが取れなくなったという時には、「均衡が崩れた」という表現で使うことになり、それ以外の意味はない言葉なので、特に難しい点はありません。

「均等」と「均衡」の違い

「均等」と「均衡」の違い

「均等」「均衡」の違いを、分かりやすく解説します。

「均等」は、均一の表現に使われる言葉です。

「均等に配分した」とすれば、同じ数や量、もしくは価値で配分が行われたことが分かります。

「均衡」は、釣り合いとそのまま言い換えることができる表現になり、カタカナ語で表した場合、「バランス」がちょうど合う言葉です。

「均衡が崩れた」は、「バランスが崩れた」としても同じ意味で、両者が同じ数や量、価値といった表現の為に用いられます。

よって、「均等」に分けられたもの同士は、「均衡」がとれていると言うことができます。

2つの対象の釣り合いだけでなく、3つ以上のものに対して使っても構いません。

まとめ

まとめ

「均等」「均衡」は、このような違いになります。

「均等に分ける」とした時には、3人なら正確に1/3ずつということになり、それぞれ同じ数や量、価値などになると考えてください。