「苦手」と「下手」の違いとは?分かりやすく解釈

「苦手」と「下手」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「苦手」「下手」の違いを分かりやすく説明していきます。

「苦手」とは?

「苦手」とは?

「苦手」とは、あまり好まない、得意ではないという意味になる言葉です。

「あの人はちょっと苦手だ」とすると、その人があまり好きではないと言っていることになり、「数学が苦手だ」と使われた時には、その科目が得意ではないと表現していると考えていいでしょう。

あまりうまくないという解釈で使うことが多く、「自転車に乗るのが苦手だ」とした時には、自転車の運転があまりうまくないという解釈になり、できないことはないものの、得意ではないことが表現されています。

「下手」とは?

「下手」とは?

「下手」は、「上手ではない」のことの表現になります。

「ボールを投げるのが下手だ」と使えば、それがうまくないと言っており、「料理が下手だ」とすると、料理をうまく作れないことの表現となります。

自らそれがうまくないという意味で使う場合だけでなく、「あいつはいつまで経っても下手だなぁ」などと人の何かしらの様子に対しても使える表現で、実際のところは分からない場合にも、「下手だと思う」「下手っぽい」などと使われることがあります。

「苦手」と「下手」の違い

「苦手」と「下手」の違い

「苦手」「下手」の違いを、分かりやすく解説します。

「苦手」は、そのまで好きでない、得意ではないという表現の為の言葉で、食べ物に対して「魚介類は苦手だ」のような使い方もできます。

「下手」は、うまくないという解釈で、何かがそうだと自覚して自分のことに使う場合と、人がそれだろうと考えて用いることもできる言葉です。

「苦手」の方もそういった使い方ができ、「あいつはこれが苦手みたいだ」などという用い方をしても構いません。

まとめ

まとめ

「苦手」「下手」は、このような違いになります。

似た意味になりますが、「苦手」は、勉強に対して使うことができますが、「下手」の方をそう用いることはできず、逆に、「あの人は苦手だ」といった使い方は、「下手」とすることはできないと覚えておきましょう。