「紫外線」と「赤外線」の違いとは?分かりやすく解釈

「紫外線」と「赤外線」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「紫外線」「赤外線」の違いを分かりやすく説明していきます。

「紫外線」とは?

「紫外線」とは?

「紫外線」とは、自然光の中で、波長が10~400nm(ナノメートル)の範囲に該当する不可視光線のことです。

不可視という表現のまま、人間がこれをそのまま目で見ることはできません。

英語では“Ultra Violet rays”と呼ばれる為、その略の「UV」と使われることも多く、肌によくないことから、これをカットするというサングラスなどの道具も多く発売されています。

必ずしも人間にとって有害という訳ではなく、肌への殺菌作用が確認されていますが、大量に浴びることで皮膚細胞が傷付けられる為、一般的には浴びないに越したことはないと考えていいでしょう。

「赤外線」とは?

「赤外線」とは?

「赤外線」は、波長が0. 7~1000um(マイクロメートル)の範囲の光線になり、こちらも自然光に含まれています。

これが当たった対象が温められる作用があり、特に人体などの生物への悪影響はない為、自然においては特に気にすることはない存在です。

また、人為的にこの波長の光線を作り出すことで、リモコンなどに利用されており、こちらも不可視光線になりますが、人間の目には見えないものの、カメラのレンズでは捉えることができます。

例えば、リモコンの赤外線が発射される部分に撮影が可能な状態にしたカメラを向け、そのままボタンが押されるとそれが分かるでしょう。

「紫外線」と「赤外線」の違い

「紫外線」と「赤外線」の違い

「紫外線」「赤外線」の違いを、分かりやすく解説します。

「紫外線」は、主に自然光に含まれる波長が10~400nmの不可視光線のことで、生物にとってはあまりよくない存在です。

「赤外線」は、同じく自然光に含まれる波長が0. 7~1000umの不可視光線ですが、こちらは特に悪影響がない為、リモコンへの利用などが行われており、先のような方法でその存在を確認することもできます。

まとめ

まとめ

「紫外線」「赤外線」は、このように違います。

「赤外線」にも、「IR」(“lnfrared Rays”)という略称がありますが、こちらはあまりメジャーではなく、あまり使われていません。