「形式」と「型式」の違いとは?分かりやすく解釈

「形式」と「型式」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「形式」「型式」の違いを分かりやすく説明していきます。

「形式」とは?

「形式」とは?

「形式」とは、物事の表面上の形という意味になる言葉です。

「会合は、決められた形式通りに行われた」のように使うと、そのように行うという形の通りに行われたと表現しています。

「形式上のことなので」のように使われることが多いですが、これは、そのようにすると決まっている通りだと解釈していいでしょう。

また、「出題形式は~」のように、目に見える形という意味でも使われます。

この場合には、四択やマークシート、記述式といったような形の違いの表現になります。

「型式」とは?

「型式」とは?

「型式」は、製品でよく用いられる言葉で、「モデル」と言い換えると分かりやすいでしょう。

つまり、「型番」がそれになると考えてください。

「あの車が、今度新しい型式になるらしい」と使うと、その車がモデルチェンジすると言っていることになり、「型式は何?」と聞かれた時には、その対象のモデル名や型番を聞かれていると考えていいでしょう。

それに対する回答としては、「昨年の夏モデル」「○○という型番」のようになります。

「形式」と「型式」の違い

「形式」と「型式」の違い

「形式」「型式」の違いを、分かりやすく解説します。

「形式」は、表面的な形のことです。

公式の場において、詳しく作法が分からないような場合に、「形式だけでいいから」と簡単な表面上のそれを教わるようなこともあると思います。

「型式」は、モデル名や型番がそれに当たり、例えば、日産のGT-Rというスポーツカーを例に挙げると、KPGC10型やBNR33型などがあり、2020年現在での最新モデルはR35型となっています。

これがその名前の車としての「型式」で、もっと詳しく求められている場合には、2017年モデルのR35型(このR35型は、2007年から販売されている為です)などと表現します。

まとめ

まとめ

「形式」「型式」は、このように違います。

同音で間違えて使うことも多い言葉同士ですが、このように違うと覚えておきましょう。