「大学入試」と「大学受験」の違いとは?分かりやすく解釈

「大学入試」と「大学受験」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「大学入試」「大学受験」の違いを分かりやすく説明していきます。

「大学入試」とは?

「大学入試」とは?

「大学入試」とは、大学に入学する為の試験のことです。

それを略した表現で、「大学入試に備える為に、問題集を購入した」のように使われています。

「来年には大学入試が控えている」などと使われると、それを受けるという意味も加わり、後述する「大学受験」とほぼ同様の意味になりますが、言葉としては、大学に入る為の試験そのもののことです。

「大学受験」とは?

「大学受験」とは?

「大学受験」は、大学に入学する為の試験を受けるという意味になります。

よって、「来年は、いよいよ大学受験だ」「大学受験の為に、進学塾に通っている」といったような使われ方になり、その試験は、ペーパーテストとは限りません。

運動学部であれば、実技がその試験となったり、美術系の大学であれば、絵を描くことが試験になります。

それらを受けることも「大学受験」と表現でき、これに合格できた場合にその大学に入学する権利が与えられます(辞退しても構いません)。

「大学入試」と「大学受験」の違い

「大学入試」と「大学受験」の違い

「大学入試」「大学受験」の違いを、分かりやすく解説します。

これらは、実際には似た意味で使われていますが、正確には「大学入試」は、入学する為の試験そのもので、「大学受験」は、その試験を受けることです。

1つの大学しか受けられないという訳ではない為、複数の「大学受験」によって、合格した中から実際に入学する大学を決めるということも多く行われています。

ほとんどの大学で、ペーパーテスト(及び、リスニングやヒヤリング)が「大学入試」になりますが、先のように、実技がこれという学部や大学も存在します。

まとめ

まとめ

「大学入試」「大学受験」は、このように違います。

似た使い方が多くなっていますが、本来は別の意味になり、受けると意味する場合は「大学受験」と正しく用いることが推奨されます。