「神話」と「伝説」の違いとは?分かりやすく解釈

「神話」と「伝説」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「神話」「伝説」の違いを分かりやすく説明していきます。

「神話」とは?

「神話」とは?

「神話」とは、古くからある、神を中心とした物語のことを言います。

また、神聖な真実として信じられていること、日常生活の規範として機能していることも「神話」と言います。

例えばよく使われる言葉に「三歳児神話」というものがあります。

これは子供の情操を正しく育てるには、三歳まで母親の手元で育てるべきという考えのことを言います。

「名前が覚えにくくて、神話は苦手」「私は三歳児神話なんて信じていない」などと、使います。

「伝説」とは?

「伝説」とは?

「伝説」とは、特定の人や物事をめぐって語り伝えられていることを言います。

またその事実が本当に起こったことであると信じられていたり、次第に歴史化していく、そのような傾向があります。

「伝説上の人物で、本当に実在したかどうかは定かではない」「彼は若い時に数々の伝説を作った」「この地方には、そのような伝説がいくつかあります」などと、使います。

「神話」と「伝説」の違い!

「神話」と「伝説」の違い!

「神話」「伝説」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも、「語り継がれてきた、昔の物語」という意味は共通しています。

しかし、それ以外は違いますので混同しないように気をつけてください。

まず「神話」ですが、これは古くから語り継がれている、神を中心とした物語のことです。

また神聖な真実として信じられていることでもあります。

一方の「伝説」は、特定の人物、物事が語り継がれていること、事実として信じられていること、言い伝え、噂といった意味合いがあります。

つまり「伝説」とは、「神話」ほど神聖ではなく、噂話のようなものも含まれているわけです。

まとめますと「神話は神を中心とした物語、神聖な真実として信じられていること」「伝説は、語り伝えられ事実として信じられているもの、言い伝え、噂」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「神話」「伝説」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を正しく理解して使い分けていきましょう。