この記事では、「信楽焼」と「伊賀焼」の違いを分かりやすく説明していきます。
「信楽焼」とは?
「信楽焼」の意味と概要について紹介します。
「信楽焼」の意味
「信楽焼」は「しがらやき」と読みます。
意味は、「滋賀県信楽町で発祥した陶磁器で、長石や石英などが含まれ、つぶつぶした地の器。
狸の置き物が有名」になります。
「信楽焼」の概要
「信楽焼」は、滋賀県の信楽町で発祥した陶磁器で、長石や石英などが含まれていることから、地肌がざらざらとしていて、大型の焼き物に向いているのが特徴です。
一般的に知られているのが「狸の置き物」で、おみやげとして人気があります。
「信楽焼」は、食器などの小さな生活雑貨から、火鉢や風呂など、大型のものまで造られています。
色合いはオレンジ系から茶色系が多く、目が粗く素朴な雰囲気があります。
「伊賀焼」とは?
「伊賀焼」の意味と概要について紹介します。
「伊賀焼」の意味
「伊賀焼」は「いがやき」と読みます。
意味は、「三重県伊賀市で発祥した陶磁器のこと、対価性に強いのが特徴」になります。
「伊賀焼」の概要
「伊賀焼」は、三重県伊賀市で発祥した陶磁器です。
周辺の土を使用していて、対価性に優れていることから、土鍋などの耐熱食器として親しまれています。
「伊賀焼」は高温で焼くことから、ガラスの様な模様が出ることがあります。
これは、高温で焼く時に灰がガラスの様になり、付着するものです。
「伊賀焼」は「信楽焼」と混同されがちですが、「伊賀焼」の方が硬くて重いので、小さ目の陶磁器に使われます。
また、取っ手が付いているものが多いことから、「伊賀に耳あり、信楽に耳なし」と言われています。
「信楽焼」と「伊賀焼」の違い!
「信楽焼」は「滋賀県信楽町で発祥した陶磁器で、つぶつぶした地の器」です。
「伊賀焼」は「三重県伊賀市で発祥した陶磁器で、対価性に強いのが特徴」です。
まとめ
今回は「信楽焼」と「伊賀焼」の違いをお伝えしました。
「信楽焼は狸の置物」、「伊賀焼は土鍋」と覚えておきましょう。