この記事では、似た意味で使われる「レス」と「ロス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レス」とは?
「レス」は、それが無いという解釈になる言葉です。
「ストレスレス」といったように何かに付けて使われ、この場合は、そのまま「ストレスがない」という表現になります。
他にも、「ボーダーレス」(区別がない、境目がない)、「コードレス」(接続する線やケーブルがない)といったような使われ方がよく見られ、それが無い、必要ないと表現する為に用いられます。
「ロス」とは?
「ロス」は、それを失うことの表現になります。
よく世間で聞く「○○ロス」という使い方が基本になり、人気のある独身だった有名人が結婚した時に、「○○(その芸能人の名前)ロス」のように使われることで有名な言葉です。
レース競技で「タイムロス」と使われると、何かによって時間を無駄にすることの表現になり、この「無駄」という解釈では、「食品ロス」(廃棄されてしまう食品)といった使い方がよく見られます。
このような解釈でも、時間や食品が無駄になることで、失われると表現されています。
「レス」と「ロス」の違い
「レス」と「ロス」の違いを、分かりやすく解説します。
「レス」は、何かが無い、必要ないという意味になり、「ロス」は、対象を失うことです。
尚、これらの言葉には違った解釈も存在し、そちらでは「レス」は、「レスポンス」の略として使われます。
「昨日掲示板に書いた発言にレスが付いた」、「すごい数のレスをもらった」などと使われた時には、そちらの意味になります。
「ロス」は、アメリカの都市の「ロサンゼルス」の略としても有名で、「大谷選手が所属するエンジェルスは、ロスが本拠地だ」のような使い方をすると、そちらの意味だとすぐに分かります。
まとめ
「レス」と「ロス」は、このように違います。
「ロス」は、無駄にしたという意味で、「ロスした」と使われることも多い言葉です。